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瓦と漆喰のお話〜棟瓦を長持ちさせる面戸と南蛮漆喰〜

  • 屋根修理

こんにちは。
高知市の屋根修理専門店 村山瓦です。

以前は新築で家を建てる時、「瓦は一生ものでメンテナンスを何もしなくてもいい」と工事店さんなどから言われた経験がある方も多数おられるのではないでしょうか。

確かに瓦(スレート瓦は除く)は、耐用年数として60年ほどは大丈夫と言われています。
しかしながら、瓦は60年ほどの耐久性がありますが、ほかの建築材料は瓦ほどの耐久性はないのが現実です。
特に屋根の一番高い部分である棟瓦は赤土とそれを保護する漆喰で施工していることが多く、瓦と同様の耐久性がないため、年数に応じたメンテナンスや補修を行うことが必要になります。

本日は、そんな棟瓦を長持ちさせる瓦と漆喰の話をしていきたいと思います。

漆喰の経年劣化について

面戸漆喰の施工不良


棟瓦に使われる瓦を固定する漆喰は、経年による劣化で赤土と分離して剥がれ落ちてしまうことがあります。
そうやって剥がれ落ちた漆喰は樋を詰まらせることもあり、困った存在になってきます。

理想の棟の施工方法

それを防ぐために漆喰の再施工をするケースがありますが、これはあまりお勧めはできません。
理由としては、乾いた赤土を多少湿らせても、再施工した漆喰の食いつきがあまり望めないためです。
規定の漆喰の位置があるため、余計に大掛かりな施工になってしまいます。

南蛮漆喰施工写真


こういったことに後々ならないように、弊社では棟瓦をより長持ちさせるため、面戸瓦という特殊な瓦と劣化に強い南蛮漆喰を使用して棟を施工いたします。
この方法を使って棟を施工することで、結果として棟瓦が長持ちすることになり、メンテナンスや補修の負担を軽減できます。

面戸瓦のお写真

お家の屋根の状況が不安な方は、全日本瓦工事連盟加盟の村山瓦へ

ここまで村山瓦のブログ記事をお読みいただきありがとうございます。
今回は、棟を棟瓦を長持ちさせる面戸瓦と南蛮漆喰のお話をさせていただきました。

築年数が経過しているなどで屋根の状態に不安がある方は、この機会に我が家の屋根の点検をされることをお勧めいたします。
村山瓦では無料で屋根の調査や診断・修理の見積りをさせていただきます。よろしくお願いいたします。

今後もホームページを通じて情報発信していきますが「もっと詳しく知りたい」「わからないことを教えてほしい」という方は、どうぞ遠慮なく私たちにご連絡ください。

代表取締役 村山 大典