高知県のような非雪国の屋根でも対策がしやすいのは、屋根部分に輪っかのついた雪止め瓦と呼ばれる瓦を使用するというものです。
雪止め瓦を軒先から70~80センチほどの箇所に取り付けることによって雪がその部分で止まり、輪っかから少しずつ雪が解けていくことで、軒樋の負担が軽減されて樋の破損などを防止する効果が期待できます。
また雪止め瓦は新築や屋根の葺き替え時のみ設置が可能と思われがちですが、実は既に設置している瓦屋根に後付けで設置することも可能です。
そのほか設置したい箇所のみ交換を行うこともでき、自宅の瓦屋根に合った形状や色の雪止め瓦を設置する事も可能なため、設置した箇所だけ色が変わることもありません。