ここ高知県では、戦後からセメント瓦の増産が始まり、特に高度経済成長期の住宅事情を解決するために爆発的な需要が発生しました。
近年では見かけることも減ってきてはいますが、2000年ごろまでは結構な割合でこのセメント瓦で屋根の施工がされていたのです。
セメント瓦は瓦表面に塗装が施されていますが、紫外線や風雨・温度変化などにより塗膜の劣化が進行すると素材のセメントも劣化して、約10年サイクルなどで雨漏りの原因となってきます。
<br>こういった塗膜や瓦の劣化具合に一般の方が気づく機会もそうないと思いますが、このような劣化を放置しておくと、結果的にお家全体を傷めることにもなりかねません。