[電話受付]8:00~17:00[定休日]日曜日メール・LINEは24時間受付中!

blog

防水紙(ルーフィング)の特徴

  • 屋根修理

こんにちは。
高知市の屋根修理専門店 村山瓦です。

葺き替えといった屋根の施工をする上で非常に重要なものにルーフィングと呼ばれる防水紙があります。
今回は、その防水紙の役割と材質などによって異なる特徴についてご紹介します。

防水紙(ルーフィング)の役割

瓦葺きの屋根は、瓦の表面で雨水を素早く樋まで移動させて雨水が屋根へ侵入することを防ぎ雨漏りを防いでいますが、
どうしても瓦の間に隙間ができてしまうので、強風が起きた際などではその隙間から雨水が侵入してしまうことがあります。

瓦の通気性は他の屋根材と比べてもトップレベルに高いのですが、隙間があるゆえに雨水は侵入してしまいます。
だからこそ、野地板の上部に防水紙(ルーフィング)を貼ることで、下地に雨水を侵入することを防ぐことが必要になります。

また重要なのが、その防水紙(ルーフィング)の材質です。
弊社では大きく分けて2種類の材料を予算に合わせて使用しております。

防水紙の材質① 改質アスファルトルーフィング

改質アスファルトルーフィングは、釘穴シール性も高く何層にもわたる構造になっているので、雨水の侵入をしっかりと防ぐことができます。

一方で、密着性が高いため結露の問題が出てくるという難点もあります。
そのため、屋根の葺き替え工事を行う際は屋根換気部材を設置することをお勧めいたします。
これを設置することで屋根全体の換気を行うことができ、結露を起こりにくくすることに繋がります。



防水紙の材質② 透湿系防水紙

透湿系防水紙は、防水性と透湿性に優れた防水紙です。
雨水の浸入を防ぐだけでなく、屋根内に生じる湿気を外部に排出する効果もあるため、結露を防ぐ役割もあります。

代表的なものに「タイベックルーフライナー」があります。
こちらの防水紙は繊維が絡み合った構造になっており、アスファルトルーフィングの5倍以上の引張強度を持っています。
また、一定の条件を満たせば11年の製品保証もある安心の防水紙です。

屋根の葺き替えや防水紙についてのご相談は、全日本瓦工事連盟加盟の村山瓦へ

ここまで村山瓦のブログ記事をお読みいただきありがとうございます。

今回は、屋根の施工をする上で重要な防水紙(ルーフィング)の役割と材質によって異なる特徴についてご説明させていただきました。

瓦の特徴と弱点を補う防水紙の特徴を抑えた施工をすることで、より雨漏りに強い屋根へ施工することが可能です。
また、今回ご紹介させていただいた透湿系防水紙の「タイベックルーフライナー」は、弊社が特約店になっていますので、他社と比べても割安で施工することが可能です。
気になられて方はご相談くださいませ。

今後もホームページを通じて情報発信していきますが「もっと詳しく知りたい」「わからないことを教えてほしい」という方は、どうぞ遠慮なく私たちにご連絡ください。

代表取締役 村山 大典