[電話受付]8:00~17:00[定休日]日曜日メール・LINEは24時間受付中!

blog

竪樋の劣化で雨漏り

  • 代表村山の現場ブログ

高知市で竪樋(たてどい)が外れていました|ジョイント劣化のサインと直し方

今日の現場:高知市で竪樋がはずれていました

本日、高知市内のお住まいにお伺いした際、外壁沿いにある竪樋(たてどい)が下の方でパカッと外れているのを見つけました。地上から見ても分かるくらい、明らかに樋の向きがズレていて、家の方に「これ、いつから外れてたんですか?」とお聞きすると、「気づいたら外れてました」とのこと。実はこのパターン、現場では本当によくあるんです。

竪樋というのは、屋根から集めた雨水を軒樋(横方向の樋)から受け取り、地面や排水口まで一気に流すための縦の管のことです。普段は目立たない存在ですが、外れたままにしておくと、雨の日にドバドバと想定外の場所へ水が落ち続けることになります。

調査してわかったこと|原因はジョイント部分の劣化

現場でよくよく確認してみると、竪樋そのものが割れていたわけではなく、樋と樋をつなぐ「ジョイント部分」が劣化してパカッと外れてしまっていました。ジョイントというのは、樋同士を継ぎ足す接続パーツのことです。素材が塩ビ(塩化ビニル樹脂)でできていることが多く、長年、雨・紫外線・気温の変化にさらされ続けることで、少しずつ硬くなったり、変形したりしていきます。

今回の現場でも、ジョイント部分を触ってみるとパリッとした硬さがあり、本来持っていたはずの柔軟性がかなり失われている状態でした。竪樋自体はまだしっかりしていたので、「全部やり替える」のではなく「劣化している一部分だけを新しいジョイントでつなぎ直す」という提案をさせていただきました。

なぜ竪樋のジョイントは外れるのか(専門的な原因解説)

現場で「なんで外れたんですか?」とよく聞かれるので、少し専門的な視点からも整理しておきます。竪樋のジョイントが外れる主な原因は、以下のようなものが重なって起こります。

  • 紫外線・熱による経年劣化
    塩ビ製の樋やジョイントは、日光の紫外線を長年浴び続けることで表面が硬化し、もろくなっていきます。夏の日差しの強い高知は、内陸部・沿岸部を問わずこの劣化が進みやすい地域といえます。
  • 熱膨張・収縮の繰り返し
    樋は夏場の高温で伸び、冬場の低温で縮むという動きを毎年繰り返しています。この伸縮のストレスがジョイント部分に集中し、徐々に接着力や噛み合わせが緩んでいきます。
  • 金具のゆるみ・サビ
    樋を固定している支持金具が経年でサビたり、釘や留め具が緩んでくると、樋自体の位置がわずかにズレ、ジョイントに余計な負荷がかかって外れやすくなります。
  • 強風・飛来物による衝撃
    台風や強風の多い高知県では、枝や飛来物が当たった衝撃で、すでに弱っていたジョイント部分が一気に外れてしまうケースも珍しくありません。

一つひとつは小さな劣化でも、これらが積み重なることで「ある日突然パカッと外れる」という現象につながります。ジョイントが割れてしまっている場合は、コーキング(すき間を埋める補修材)でふさぐだけでは水漏れを完全に止めきれないことが多く、部分的にジョイントごと交換するのが確実な直し方になります。

外れたまま放置するとどうなるか

「樋くらい、多少ズレてても大丈夫でしょ」と思われがちですが、現場を見てきた経験からいうと、放置はおすすめできません。理由は主に3つあります。

  1. 基礎まわりの地盤が傷む|排水されるはずの雨水が一箇所に集中して落ち続けることで、地面がえぐれたり、土がやわらかくなってしまうことがあります。
  2. 外壁の汚れ・劣化が早まる|本来樋を通って排出されるはずの水が外壁を伝って流れると、コケや黒ずみの原因になり、外壁材そのものの傷みも早めてしまいます。
  3. 雨漏りにつながる可能性|竪樋の不具合を放置していると、軒樋側にも負荷がかかり、最終的には軒先や屋根まわりからの雨漏りに発展するケースもあります。

「樋の落下」や「樋の腐食」は、私たちが日々の現調でも頻繁に目にするトラブルです。小さな異常のうちに手当てしておくことが、結果的に家全体を長持ちさせることにつながります。

今回のご提案|ジョイント部分だけを新しく交換

今回の現場では、竪樋本体はまだ使える状態だったため、外れていたジョイント部分だけを新しいものに交換するご提案をしました。全体を掛け替えるとなると費用も工期もかかってしまいますが、劣化箇所がピンポイントで分かっている場合は、部分交換で十分に機能を回復できます。

ポイントは、「どこが悪いのかを正確に見極めること」です。ジョイントだけの問題なのか、竪樋本体まで傷んでいるのか、それとも金具側の緩みが原因なのか。ここを見誤ると、直したはずなのにまたすぐ外れてしまう、ということにもなりかねません。私たちは現場で実際に触って・引っ張って・状態を確認したうえで、必要な範囲だけをご提案するようにしています。

ご自宅でもできるセルフチェック方法

屋根に上がっての点検は大変危険ですので、必ず地上から見える範囲でご確認ください。

  • 雨の日に、樋のつなぎ目あたりから水がボタボタ落ちていないか
  • 竪樋の一部が外壁から浮いていたり、傾いていないか
  • 樋の下の地面だけ、土がえぐれていたり水たまりができていないか
  • 外壁に黒っぽい水の伝った跡(雨だれ跡)がないか
  • 強風・台風のあとに樋の向きが変わっていないか

これらに一つでも当てはまる場合は、内部でジョイントの劣化が進んでいるサインかもしれません。早めのご相談をおすすめします。

気になる修理費用の目安

竪樋のジョイント部分交換のような部分補修は、状況によって費用が変わりますが、目安として弊社では以下のようなメニューをご用意しています。

  • 雨樋掃除:2,200円(税込)〜/1mあたり
  • 雨樋掛け替え工事:6,600円(税込)〜/1mあたり

ジョイント部分のみの交換であれば、全体の掛け替えより費用を抑えられるケースがほとんどです。正確な金額は現地を拝見しないと分かりませんので、まずは無料点検・お見積もりからご相談ください。

まとめ

今回は高知市の現場で見つかった「竪樋のジョイント外れ」についてご紹介しました。竪樋のトラブルは、紫外線や気温変化による経年劣化が積み重なって起こることがほとんどで、決して珍しい現象ではありません。ただし、放置すると基礎まわりの地盤や外壁の劣化、ひいては雨漏りにまでつながる可能性があるため、「ちょっと樋がズレてるかも」と感じた時点での早めの点検をおすすめします。

村山瓦では、竪樋の外れやジョイントの劣化をはじめ、瓦・棟・雨樋まわりのトラブルを、20年以上の現場経験を持つ職人が調査・診断し、必要な範囲だけをご提案しています。高知市を中心に、お困りの際はお気軽にご相談ください。

無料点検・お問い合わせ

「うちの樋も外れてるかも」「一度見てほしい」など、気になる点があればお気軽にご相談ください。高知市を中心に、無料点検を行っております。

【お電話でのお問い合わせ】
088-882-2339(受付:8:00〜17:00/定休日:日曜日)

【WEBからのお問い合わせ】
お問い合わせフォームはこちら