物損事故で塀瓦が・・・
- 代表村山の現場ブログ
車の物損事故で塀の瓦が破損!見落としがちな軒瓦の損傷と適切な修理方法について解説
車の運転中や駐車時の接触事故によって、住宅の塀や門まわりを破損させてしまうケースがあります。 今回の現場では、車による物損事故によって塀の瓦が破損してしまったため、調査と修理のご提案を行いました。
一見すると塀の瓦だけが割れているように見えましたが、実際に詳しく調査を進めると、想定していなかった箇所にも被害が及んでいました。 今回は現場で実際にあった事例をもとに、事故による瓦の破損がどのような影響を与えるのか、また適切な修理方法についてご紹介します。
車の接触事故で塀の瓦が破損した現場
現地へ到着すると、車が接触した衝撃によって塀の瓦が破損していました。 塀瓦は見た目以上に重量があり、衝撃を受けると割れだけでなく周囲の瓦や土台部分にも力が伝わります。
事故直後は「割れた瓦だけ交換すれば直る」と考えられることも少なくありません。 しかし実際の現場では、目に見える破損箇所以外にもズレや浮きが発生しているケースが多くあります。
そのため当社では、部分的な確認ではなく周辺の瓦や固定状況まで含めて調査を行っています。

調査して分かった本当の被害箇所
今回の現場では塀の瓦だけでなく、軒瓦にも破損が確認されました。
軒瓦は瓦屋根の先端部分に施工されている重要な部材です。 雨水を適切に流し、屋根全体の納まりを維持する役割があります。
事故の衝撃によって軒瓦の一部が割れており、そのまま放置すると雨水の侵入やさらなる瓦のズレにつながる可能性がありました。
こうした損傷は地上からでは確認しづらく、事故後の調査で初めて発見されることも珍しくありません。
軒瓦交換のためには棟瓦の一時撤去が必要なケースもある
今回の軒瓦は、単純に差し替えることができる位置ではありませんでした。
瓦屋根は上から下へ順番に組み上げられているため、破損した瓦だけを無理に取り外そうとすると周囲の瓦を傷めてしまう恐れがあります。
そのため今回は棟瓦を一時的に撤去し、必要な範囲の瓦を解体したうえで軒瓦を交換し、最後に棟瓦を復旧する工事をご提案しました。
一見すると大掛かりな工事に感じるかもしれませんが、無理な施工による再発リスクを防ぐためには非常に重要な工程です。
事故による瓦破損を放置するとどうなる?
「少し割れただけだから大丈夫」と思われる方もいますが、瓦の破損を放置するとさまざまな問題につながります。
- 雨漏りの原因になる
- 周囲の瓦がズレる
- 強風時に瓦が落下する危険がある
- 下地材の劣化が進行する
- 修理費用が高額になる可能性がある
特に高知県は台風や強風の影響を受けやすい地域です。 小さな破損でも早めに対応することで、建物全体を長持ちさせることにつながります。
物損事故の修理は保険対応できる場合がある
車による物損事故の場合、多くは自動車保険の対物賠償保険で修理対応が行われます。
そのため事故後は慌てて修理を進めるのではなく、まずは現地調査を行い、被害状況を正確に把握することが重要です。
破損箇所だけでなく、周辺への影響も含めて写真撮影や報告書を作成することで、保険会社とのやり取りもスムーズになります。
現場経験から感じる「見えない被害」の重要性
今回のような事故現場では、目立つ破損部分ばかりに注目してしまいがちです。
しかし実際の現場では、衝撃によって別の瓦が割れていたり、固定部分が緩んでいたりするケースを数多く経験しています。
見た目だけで判断せず、瓦職人の視点で細かく調査することで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。
部分修理で済む段階で適切な処置を行うことが、結果的にお客様の負担軽減にもつながります。
まとめ
今回は車の物損事故によって塀の瓦が破損した現場をご紹介しました。
調査の結果、塀瓦だけでなく軒瓦にも損傷が確認され、棟瓦を一時撤去して軒瓦を交換する修理方法をご提案しました。
瓦の破損は見えている部分だけとは限りません。 事故や強風の後は、専門業者による点検を受けることで、将来的な雨漏りや大規模修理を防ぐことができます。
高知県で瓦の破損や屋根の不具合、事故による修理をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
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