鬼瓦がギリギリ止まっている・・・
- 代表村山の現場ブログ
鬼瓦が外れかけている!?大雨の後に発見した屋根トラブルと適切な対処方法
先日の大雨の後、お客様から「屋根の瓦がズレているように見える」とご相談をいただき、現地調査へ伺いました。 屋根に上がって確認したところ、下り棟の先端部分に取り付けられている鬼瓦が外れかけている状態でした。
普段地上から見上げるだけでは気付きにくい部分ですが、鬼瓦は屋根の重要な構造物のひとつです。 今回のように固定部分が経年劣化すると、強風や大雨をきっかけに緩みが発生し、最悪の場合は落下につながる危険性があります。
今回の現場で確認できた状況
現場で確認すると、鬼瓦自体に大きな割れはありませんでしたが、固定している内部の緊結部分が劣化していました。 長年にわたり風雨にさらされることで、固定力が徐々に低下し、今回の大雨による振動や風圧によって鬼瓦が動いてしまったものと考えられます。
鬼瓦は見た目の装飾と思われがちですが、棟の先端を保護する役割も担っています。 そのため、少しズレているだけだからと放置するのは非常に危険です。

鬼瓦が外れかける原因とは?
屋根工事の現場でよく見かける鬼瓦の不具合には、次のような原因があります。
- 固定している銅線や緊結金具の腐食
- 棟内部の土や漆喰の劣化
- 台風や強風による繰り返しの揺れ
- 地震による微細なズレの蓄積
- 施工後20年以上経過した経年劣化
特に築年数が20年〜40年を超える和瓦住宅では、鬼瓦の固定部分が見えない場所で劣化しているケースが少なくありません。
放置するとどのようなリスクがあるのか
鬼瓦のズレや緩みを放置すると、見た目の問題だけでは済みません。
① 落下事故につながる危険性
鬼瓦はサイズによっては数十キロの重量があります。 万が一落下した場合、人や車に被害を与える可能性があります。
② 棟内部への雨水侵入
鬼瓦が動くことで棟の防水機能が低下し、内部へ雨水が入り込むことがあります。 これが雨漏りの原因になるケースも少なくありません。
③ 棟全体の崩れにつながる
鬼瓦だけでなく、周囲の棟瓦も連動してズレ始めることがあります。 結果的に大規模な棟積み直し工事が必要になる場合もあります。
今回ご提案した改善方法
今回の現場では応急処置ではなく、根本的な改善をご提案しました。
具体的には、一度下り棟を部分的に解体し、鬼瓦を取り外した上で内部の状態を確認します。 その後、新たな固定金具やステンレス製の緊結材を使用し、鬼瓦を強固に固定する方法です。
見えている鬼瓦だけを固定し直しても、内部の劣化が残っていれば再発する可能性があります。 そのため、私たちは原因部分までしっかり確認し、長期的な安心につながる施工を大切にしています。
現場目線で感じる「早めの点検」の重要性
屋根工事の現場に出ていると、「あと少し早く気付いていれば軽微な補修で済んだのに」と感じるケースが多くあります。
鬼瓦の緩みも同様で、初期段階なら部分補修で対応できることがほとんどです。 しかし放置期間が長くなると、棟全体の積み直しや雨漏り修理まで必要になる場合があります。
特に大雨や台風の後は、屋根に異常が出やすいタイミングです。 地上から見て違和感がある場合は、早めの点検をおすすめします。
鬼瓦のズレや棟瓦の異常は村山瓦へご相談ください
鬼瓦のズレや棟瓦の劣化は、専門業者による点検が必要です。 無理にご自身で確認しようとすると転落事故の危険もあります。
村山瓦では、高知県内を中心に屋根点検・瓦修理・棟の補修工事を行っています。 現場経験豊富な職人が屋根の状態を確認し、お客様の住まいに最適なご提案をいたします。
「鬼瓦がズレているかもしれない」
「大雨の後から屋根が気になる」
「棟瓦の状態を一度見てほしい」
そのような場合はお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら
電話:088-882-2339
お問い合わせフォーム:
https://www.murayamakawara.com/inquiry/
まとめ
今回の現場では、大雨をきっかけに下り棟の鬼瓦が外れかけている状態を確認しました。 原因は固定部分の経年劣化による可能性が高く、そのまま放置すると落下や雨漏りにつながる危険があります。
鬼瓦の不具合は早期発見・早期対応が何より重要です。 大雨や台風の後に少しでも気になる点があれば、専門業者へ点検を依頼することをおすすめします。




