
強耐久南蛮漆喰の使用と水切り板金を被せて雨水の侵入を軽減
- 修理営繕
通常は棟の施工には南蛮漆喰を使用しますが、大豊町冬は雪が積もる地域のため、今回はハイロールという材料で棟の施工を行い軽量化に繋げました。
地域 | 長岡郡大豊町 |
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施工箇所 | 屋根瓦(桟瓦・棟) |
施工内容 | スレート瓦の差し替え修理 |
工期 | 3日間 |
築年数 | 約40年 |
使用商材・建材 | 和型スレート瓦 |
雨漏りがしているようなので一度見てもらいたいです。
ご相談をいただき現場調査に伺ったところ、桟瓦の割れや棟の傾きが確認できそこから雨漏りがしているようでした。
今回は棟際の桟瓦の交換と棟瓦は7寸丸のものに交換する修理をご提案させていただきました。
築約40年になるN様邸の桟瓦は割れている箇所があり、棟の傾きも見られました。
その瓦の割れ目や棟の傾きによって生じた隙間から雨漏りをしてしまっている状態でした。
足場をかけて施工に移っていきます。
まず最初に雨漏りの起きていた屋根瓦と棟を解体していきます。
既存瓦の撤去後、野地板を貼り直し、雨漏り対策の防水紙を張っていきます。
屋根全体の安定性と耐久性を確保するために棟金具を設置していき、桟瓦を新設していきます。
通常棟の施工には南蛮漆喰を使用しますが、冬は雪が積もる地域なので今回はハイロールという材料を使用して棟全体の軽量化を図っていきます。
最後に棟を積み直し、施工は完了になります。
こちらがN様邸の施工後お写真です。
雨漏りがするほど経年劣化してしまっていた桟瓦と棟瓦を交換し、さらに地域性も考慮して通常の漆喰ではなくハイロールという材料を使用しました。
夏の台風や冬の雪などの影響による雨漏りの心配はなくなったかと思います。
N様、この度は村山瓦へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。